- クレジットカード積立投資を徹底比較
投資信託の積立でポイントが貯まるクレカ積立がお得
投資信託の投資におすすめの証券会社比較
投資信託というと、一昔前までは手数料が高い商品が多かったのですが、近年ではインデックスファンドを中心に手数料の引き下げが進んでおり、ローコストで運用できる体制が整ってきました。
一方で対面証券会社や銀行窓口などでは手数料がバカ高い投信を「人気の投資し信託です」といってセールスするケースも多く、投資信託の購入こそ、「買う場所を選ぶ」ことが大変重要です。
投資信託の手数料(コスト)は基本的に投資信託によって異なります。一方で投資信託投資をするときに証券会社はどのように関係するのでしょうか?
大きく下記の二点が重要だと私は思っています。
1)コストの安い投資信託の取り扱いがあるか?販売手数料は安いか?
2)投資信託の購入関連のサービスの充実度はどうか?
ですね。最近ではネット証券であれば、ネット口座専用の低コストなインデックスファンドが多数あります(eMAXIS Slimシリーズなど)。これらであれば基本的にどこで買っても大差ないです。
ところが、直近では(2)の投信関連のサービスで各社が差別化を測ってきているようです。自分の運用スタイルに合わせた証券会社を選んで投資し信託投資をスムーズかつ効率的に行っていきましょう。
投資信託の品ぞろえとコスト
投資信託の数が多ければいいというわけではありませんが、低コストのファンドの扱いがあるかどうかは重要です。たとえば、投信の本数は少なくとも、すべてがノーロード(販売手数料無料)かつ低い信託報酬のインデックスファンドをそろえている松井証券などは優良といえるでしょう。
とはいえ、大手のネット証券「SBI証券」「楽天証券」「auカブコム証券」「マネックス証券」「松井証券」などであれば基本的にはどこを選んでも大差な買ったりします。
投資信託の購入関連のサービスの充実度はどうか?
その他の視点としては投資信託に関する追加的なサービスの有無も重要な要素です。特に投資信託関連のポイントは実質的な手数料の還元となるので、上手に活用したいです。
また、2016年にはロボアド(ロボットアドバイザー)などを活用した投資信託のポートフォリオ提案サービスなども提供されるようになり、投資信託選びなどのサポート面が大幅に強化されました。
投資信託をよりお得になる投信保有ポイントサービス
投資信託をよりお得に購入するなら各社のポイントサービスは欠かせません。投資信託の保有残高に応じて一定のポイントがもらえるサービスを一部のネット証券がやっています。還元率は0.05%弱(年率)ほどなので小さいものの、運用額が数百万、数千万となると、その水準でもバカになりません。うまく活用していきましょう。
運用額が大きい方は、投信保有ポイントが高い証券会社を中心に投資信託を運用するのも一つだと思います。詳しい投信保有ポイントについて「投資信託の保有ポイントを徹底比較」の記事をご覧ください。
クレジットカードで投資信託が積立できるか?
保有ポイントと並び、かなり重要な要素になりつつあるのが、このクレカでの投信積立サービスです。2018年にエポスカードを用いたtsumiki証券を皮切りに、楽天カード&楽天証券もサービスを始めました。そして2021年にはSBI証券やマネックス証券も追随する形になっています。最大の特徴は「クレカ分のポイントがたまる」ということです。 うまく利用すればその分だけ実質的に安く投資し信託を買えるということになり、大変有利になります。
特に「運用初期」の方は保有ポイントよりもクレカでのポイント還元の方が大きいです。初心者の方はこちらを中心に考えましょう。詳しいお得な活用法については「クレカでの投資信託積立を徹底比較」の記事をご覧ください。
注目されるロボアドを利用したサービス
ロボアドとはシステム(人工知能)によってリスクに応じた最適なアセットアロケーション(資産配分)を提案してくれるサービスです。2016年ごろから日本でも普及し始めており、今後の資産形成や資産運用においても重要な役割を担うと考えられています。
その一方で、ロボアド系の投資サービスは「運用手数料」が1%ほどのっかってくるのが一般的です。その分だけリターンを下げてしまうことにつながりますので、自分で運用対象を決めたいという方にはお勧めしません。
逆をいえば、投資のことはほとんど考えたくない。とりあえず運用はそこそこいい感じでお任せしたいという方にはロボアドはぴったりです。詳しくは「ロボアドバイザー投資 比較ランキング」もご覧ください。
投資信託の取引でおすすめの証券会社
楽天証券 楽天証券はネット証券の中でも最多水準の投資信託取り扱い本数が魅力です。取り扱い本数は400を越えており、この豊富な投資信託の中から、様々な条件で目的のファンドを検索できます。 ポイント制度もあります。上記のSBI証券、auカブコム証券と比較すると低めに見えますが、他社では対象外となる低コスト型インデックスファンドもポイント還元対象であることを考える点は大きな強みです。 また、投資信託を買うときに同社グループの「楽天カード」で購入すると1%分の決済ポイント(楽天ポイント)がたまる点も大きなメリットです。 2021年現在で投資信託投資なら間違いなくお勧めのネット証券です。 >>楽天証券詳細情報 |
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SBI証券 投資信託の取り扱い本数はネット証券最多水準となっています。全体的な手数料水準も安いです。 また、SBI証券は投資信託の保有額に応じてポイントがたまる、投信マイレージサービスというサービスがあります。貯めたポイントはキャッシュバックしてもらうことも可能です。 2021年6月30日〜三井住友カードと連携してクレジットカードでの投資信託積立投資が可能になります。 |
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auカブコム証券 取引可能な投資信託の「数」自体は少ないですが、他社よりも手数料が安かったり、手数料無料の「ノーロードファンド」の数が多いのが魅力です。 また、毎月定期的に投資信託へ購入できる「積立投信」も月々1000円から始められるなど魅力的です。 ポイント制度も用意されており、保有額が数千万円単位になるのであれば、SBI証券よりもポイントバック率が高くなります。 |
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松井証券 2016年11月に投資信託の販売を再開しました。 投信工房というロボアドを活用した投資信託のアセットアロケーション(資産配分)提案ツールも無料で利用することができます。 毎月500円からの積立投資にも対応しています。 >>松井証券詳細情報 |
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マネックス証券 ファンドの取り扱い本数は多めの200本程度。米国EFの投資もできるのが特徴。投資信託の取引ツールも充実しているので初心者にもおすすめ。 2016年からはマネラップ(MSV LIFE)というファンドラップサービスも開始しています。 |
ノーロードファンド(ノーロード投資信託)のメリット
ノーロードとは、英語における No-Load Fundを日本語訳したもので、投資信託を購入する際に手数料が不要のファンドの事を指します。証券会社によっては、無手数料投資信託としている場合もあります。
投資信託の購入時にかかる販売手数料は通常2〜3%程度となりますので、この手数料がかからないということは投資 家にとって大きなメリットがあります。例えば、同じ4%の運用益があるファンドがあり、片方がノーロード、そしてもう片方が手数料が3%だった場合、 100万円を元でに運用すると5年後には以下のような差となります。
ノーロード投資信託:121万6千円
手数料が必要な投資信託:117万8千円
のように、結果が大きく異なってきます。ちなみに、投資信託の手数料は証券会社によって共通というわけではなく、販売する証券会社によっても異なります。
A証券では販売手数料無料(ノーロード)なのに、B証券では手数料が発生するというようなケースもあります。
「投資信託口コミ・評判ランキング(外部サイト)」では、人気の高い投資信託の口コミ情報と主要ネット証券における販売手数料の比較も行われているので参考にしてみてください。
投信積立で資産形成
投資信託のように金額単位で購入ができる商品は「積立投資」が向いています。
多くの場合、投資信託は中長期の保有を前提に投資するかと思います。こうしたときは購入時期を分散(時間分散)することで高値づかみのリスクを避けることができます。
また、毎月(毎回)同じ金額を購入する投資法を「定額購入法(ドルコスト平均法)」と呼びますが、この投資法は平均取得価格を引き下げる効果があり、積立投資にはもってこいの投資法となっています。
株式投資のパートナーである証券会社は自分の投資スタイルや目的にあった証券会社を選びましょう。 ・証券会社比較ランキング <目的別おすすめの証券会社> ・外国株投資がやりたい ・投資信託投資がやりたい ・国内株/IPO投資に興味 ・株主優待投資がしたい |