スワップとは2つの当事者で、事前に合意された計算式に基づき求められた金額を決められた機関において、決められた回数だけ交換する契約。

スワップとして代表的なものに、金利スワップ、通貨スワップ、エクイティースワップなどがある。

金利スワップとしては、同一通貨での固定金利と変動金利の交換などが上げられる。当事者Aが契約締結時に決定した元本に対して決められた固定金利をBに支払い、Bは逆に変動金利分をAに支払う。

近年外国為替証拠金取引で「高スワップが魅力」と言われているのは、

投資家と証拠金業者において、スワップ関係があるからである。
例えば日本円0%、米ドル5%の金利環境下において、投資家と証拠金業者では、
投資家:日本円の元本×日本の金利
証拠金業者:米ドルの元本×米国の金利
のスワップ関係により、投資化には、米ドル元本×金利-日本円元本×円金利=受取スワップ

という形となっている。円金利は実質上ゼロの為、支払いスワップがゼロとなっており、米ドルのスワップ分が受け取れるようになっている。

逆に投資家が円買い、ドル売りのポジションをとった場合は、逆にスワップ金利として、証拠金業者にスワップ分を支払う必要がある。

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