希薄化とは時価総額増資や転換社債の転換などにより、発行済み株式総数が増加することにより、1株あたりの純資産や利益が減少すること。
たとえば、発行している株式の総数が100株の会社が、新しく株式を50株新規に発行したとする。この場合、この会社の株式1株あたりの価値が減少することを希薄化と呼ぶ。
増資などのニュースが否定的にとらえられ株価が下落する原因の多くは希薄化が原因である。一方、増資は必ずしも悪ではなく、業績にプラスになるような増資の場合は株価が上昇することもある。

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