優待利回り(ゆうたいりまわり)とは、一般に株式投資における「株主優待」がもたらすインカムゲインの投資元本に対する割合のこと。
たとえば、100万円で株を買っているある会社が現金価値で5万円の株主優待を年に1回提供している場合、優待利回りは5万円÷100万円=5%となる。

ただし、株主優待の商品は必ずしも換金性が高いわけではなく、また、利用方法によって価値が異なる場合もあるので、あくまでも目安に過ぎない。たとえば、自社商品20%割引券という株主優待の場合、その会社で年に100万円買い物している人にとっては20万円価値があるが、10万円しか買い物しない人にとっては2万円の価値しかない。

こうした評価しにくい株主優待は一般的にオークション、金券ショップなどでの買取価格が優待利回りの参考価格となることが多い。

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