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為替レートの見方
為替レートの見方では、為替レートというものの具体的な読み方や見方などどのように外国為替が取引されているのかという点や、具体的に為替レートが変動するしくみについてわかりやすく説明していきます。
為替レートの読み方
為替レートは、ニュースなどで「本日の外国為替相場は1ドル100円20銭〜30銭で取引されています」などと読み上げられることもありますから、耳にされたことも多いかと思います。しかし、実際にはどのようにして注文(売買)がされているのかを具体的に理解されている方は少ないのではないでしょうか?ここでは、為替レートがどのように読まれており、具体的にどのような価格で売買されているのかをわかりやすく説明していきます。
ビッドレートとオファーレート
前述の例で「1ドル100円20銭〜30銭」というように書きましたが、これは1ドル100円20銭から100円30銭というファジーな価格で取引されているということではありません。「1ドル100円20銭をビッドレート、1ドル100円30銭をオファーレート」と読んでいます。
ビッドレート:この値段なら買いますよという提示価格(売値)
オファーレート:この値段なら売りますよという提示価格(買値)
を指しています。このような買値と売値の両方の価格を提示することを2本値、ツーウェイプライス、ツーウェイクォーテーションなどとよび、こうした取引をオファービッド方式といいます。。なお、ビッドレートとオファーレートの差額(この場合10銭)を「スプレッド」と呼びます。これは売主側の手数料(利ざや)部分となります。
為替レートが変動する主な理由とその仕組み
為替レートが変動する主な理由とその仕組みでは、為替レートは具体的にどのような理由でへんどうするものなのかということを事例をあげながらわかりやすく説明していきます。(あくまでも一部の事例だとお考えください)
株式市場の動き
株式市場の動向は為替レートに対して影響を与えます。例えばA国の経済が好調で株価が上昇している場合、B国の投資家は自国通貨を売り、A国の通貨を購入して株式投資を行います。このことから、資金がA国に流入して、結果的にB国通貨売り、A国通貨買いの動きが起こり、A国の為替レートが高くなります。
輸出企業などの経営動向
例えば、日本の某輸出企業が北米(米国)において非常に好調な経済状況を示しているとしましょう。すると、その企業は北米で得た現金(ドル)を手にすることになります。しかし、この企業は日本の企業ですから生産を行うためには自国通貨である円に交換する必要があります。すると、ドル売り円買いの働きが起こり、ドルが安くなり円が高くなります。
素材価格等の上昇
日本のように加工貿易を行う国の場合素材価格が上昇すると、日本経済にとってマイナスの影響が大きい為、日本の通貨は下落します。対してオーストラリアといった資源輸出国にとってはプラスの材料となり豪ドル高の要因となります。2005年、豪ドル(オーストラリアドル)が80円以上に高騰しましたが、これは中国という巨大な原材料輸入国が突如出てきた為に変化した事などが挙げられています。
金利
金利差によっても為替レートは変化します。金利が高くなる国の通貨は高くなります。しかし、今の金利差というものは既に為替レートに織り込まれています。例えば、日本円とオーストラリアドル(豪ドル)の金利差は5%程度(長期金利ベース2007年時点)ありますが、この差があるから今後豪ドルは高くなるだろう。という予測は間違っています。むしろ、日本は今後景気が回復し金利も上昇するだろう。逆にオーストラリアはこれ以上金利は上がらないだろう。という相場観があるのでしたら、日本円の買いということにつながるわけです。
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