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FXにおけるスプレッドとは スプレッドの仕組みを理解しよう
スプレッドとは「広がり」という意味をもつ言葉で、外国為替取引においては、買値と売値の差のことを指します。
FX取引で、たとえば米ドルと円との取引をする通り、ドル円を買う時の価格とドル円を売る時の価格にわずかな差があります。この差の部分をスプレッドといいます。
FX取引においてはこのスプレッド部分が事実上の取引業者に対する手数料として機能しています(取引所取引を除き多くのFX取引は手数料無料のため)。
スプレッドのしくみ
よく経済ニュースなどで、「今日の外国為替市場は、1ドル=100円15銭から25銭」というように、15銭-25銭まで幅がある、ということはご存知かと思います。この時、100円15銭がオファーレート(買値)で100円25銭がビッドレート(売値)となります。
ちょっとこの書き方はややこしいのですが、この買値と売値というのは取引の相手方となる金融機関側での呼び方です。つまり、オファーレート(買値)は投資家が外貨投資をする際の売却価格となり、ビッドレート(売値)は投資家が外貨投資をする際の購入価格となります。
つまり、上記の例で言えば、この時間に1万ドルを買って売った場合、100円25銭で買って、100円15銭で売るということになり、その差額の10銭部分がスプレッドとなります。
実際のFX取引におけスプレッド表記
以下はSBI証券のFX取引画面での価格表記です。
米ドル-円のところでは売り(Bid)が118.064円で買い(Ask)が118.069円になっているわけです。これは1ドルを買うには118.069円が必要であり、1ドルを円にするときは1ドル当たり118.064円で買いとるという意味になります。
差額である118.069-118.064=0.005円(0.5銭)がスプレッドとなります。
スプレッドは外貨投資のコスト
このように、外貨投資においてはスプレッドというコストがかかります。
銀行の外貨預金なども基本的にはこのスプレッドによるコスト表記となっています(以下は三菱UFJ銀行の外貨預金のレートです。仕組みは同じですが、こちらのスプレッドは米ドルの場合で0.5円(50銭)となっており、上のSBIのFXの100倍もスプレッドコストがかかるということになります。
FX取引におけるスプレッド以外の手数料
多くのFX取引業者では手数料としてかかるのはこのスプレッド部分のみです。
ただし、一部のFX業者においては、取引時にスプレッドとは別に手数料がかかる場合があります(2016年現在においてスプレッド以外の手数料がかかるFX取引業者はごく少数です)
FX取引業者が「手数料無料!」と書くのはこの取引手数料部分であって、スプレッドまでゼロと言うことはありません。
スプレッドの注意点
FX取引におけるスプレッドが手数料だということはわかりましたが、実はこのスプレッドというのは「固定」ではない点に注意が必要です。
FX取引業者が宣伝等で謳う、スプレッドは「原則固定」と書かれています。
これは平常の相場状況だと謳っている通りのコストなのですが、何か相場が急変するような状況や売買高が少ないタイミングなどではスプレッドが「広がることがある」ということを意味しています。
スプレッドが広がる理由は?
このスプレッドが広がる理由はFX取引業者が悪意をもって広げるというわけではありません。
重要な指標が発表されるタイミングなどではインターバンク市場(為替の銀行間取引市場)においてもスプレッドが広がったり、時にはレートが消えたりすることがあります。
こうした急激な相場変動時やあまりにも流動性(取引量)が少ないと、為替取引の中心を担っている銀行も取引を控えたり、相場急変によるリスクを回避するために、スプレッドを広げてしまうのです。
そうした影響からFX取引業者もスプレッドを広げざるを得ないというのが実情です。
FX取引をする場合、時にはスプレッドが広がることがあるということを前提に考えておく必要があります。
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